BJJと五輪種目
パリ五輪が開催され、1日目から試合のある柔道が日本を騒がせているけれど、
ブラジリアン柔術が五輪競技になる可能性はあるんだろうかとふと思ったので、色々調べてみた。
・・・とその前に、2028年のロサンゼルス五輪の話。
確かロサンゼルス五輪ではMMA(総合格闘技)が検討されていたけれど「暴力的すぎる」ことが理由で外れされた、というのを海外のニュースで見たような気がする。
MMAについてはこんな意見もあって「なるほどな」という感じ。
オリンピックで総合格闘技が採用されない最大の理由は、
“世界最高の総合格闘家たちが、何の報酬も得られない一連の試合のために、プロとしてのキャリアを中断するメリットがないこと”
なんだとか。
選手としての寿命が短いだけに、まあそういう面はあるかもね。
・・・じゃあそれだと、
あまり暴力的でなく、比較的選手寿命も長く、報酬も多くはないブラジリアン柔術はアリなんじゃないかと思ったら、
どうも知名度的なところが引っかかるみたいで。
この記事によると、アメリカではすでに柔道人口を大きく越えているBJJ。
だけど、世界的な人口でいくとまだまだ柔道強し、という感じらしい。
あと格闘技人口の色んなデータを見ていると、
オリンピック競技なだけあって、
テコンドーの人口ってめちゃくちゃ多いんだなというのを知ったり。
韓国のお隣の日本からはあまり想像できないけれど「へぇ~」って感じ。
あとなぜ日本ではテコンドーあまり流行ってないんだろう?キックボクシングがあるから?)
五輪種目として選ばれる基準はひとつじゃないんだけれど、
新種目として選ばれるべきスポーツが他にたくさんあるのも理由の一つだろうなと。
パリオリンピックでのブレイクダンス採用は納得で、
eSportsもそろそろ採用されるべきだし。
BJJがオリンピック新競技になるのは、
次回ブラジルで夏季オリンピックが開催されるタイミングなんじゃないかなと思うけれど、
ブラジルは2016年にリオ五輪で行ったばかり。
・・・ちなみにブラジルのリオ五輪にて新種目として行われたのが、7人制ラグビーとゴルフなんだそうで。
まあラグビーとゴルフには敵わないので仕方ない気もするけれど笑
・・・色々調べていると、こんな記事も見つけた。
IOCルールにのっとった運営団体の必要性、適切なルール設定、女子選手の増加、アンチドーピングな運営 etc…
上記の障壁があるそうで、
そういう意味では、柔術は良くも悪くも
まだまだ発展途上なスポーツなんだな、
と思う夜でした。
今日はそんな感じで。
かわなみ